International Graduate Course on Chemistry for Molecular Systems

プログラム開設の目的

本プログラムは、対象アジア地域への「最先端分子システム化学技術」の波及を成果とするとともに、高度人材の獲得、すなわち我が国への波及効果をも期待した混合型のプログラムである。当該専攻においては、アジア化学ネットワークや九州大学アジア環境研究機構の立ち上げに積極的に協力し、競争力のある拠点づくりに資する取り組みを展開中である。当該専攻が関与する大学間・部局間学術交流協定締結機関は、4カ国6機関にのぼる。

本プログラムは、グローバルCOE「未来分子システム科学」における国際化教育を発展させたものであり、最大の教育効果を生む種々の優れた新しい教育システムを導入する。 分子システム化学の基礎から先端にわたる特色のある教育プログラム(リサーチプロポーザル、グローバル院生プロジェクトなど)を構築する。

  • 工学研究院、未来化学創造センターならびに先導物質化学研究所に所属する第一線の研究者による複数教員指導制を導入する。
  • 海外の第一線研究者による講義、セミナーを開催する。
  • 海外研究拠点との国際ワークショップを開催し、海外派遣の推進を図る。

上記のような新たな教育システムを構築し、グローバルな視野、高い俯瞰的見識と、国際的に第一級の力量をもつ若手研究者を養成する。

  • 1 リサーチプロポーザル
  • 2 院生プロジェクト
  • 3 国際連携持論
  • 4 産学連携インターシップ
  • 5 国際科学英語
  • 6 ビジネス日本語・科学技術日本語演習
  • 7 国際ネットワークを利用したグローバル教育
  • 8 総合的専門能力に関する教育
  • 9 論文指導等サポート体制