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人材育成

本拠点は世界最高水準の研究基盤を整え、世界的にもユニークな分子集積化学・分子情報科学の研究拠点として活動してきました。グローバルCOEでは、近未来の分子システム科学を見据え、基礎〜先端にわたる幅広い化学の領域を統合した整合性のあるカリキュラムを準備し、深い思考力、国際的に第一級の力量と俯瞰的見識をもつ優れた大学院生ならびに若手研究者を養成します。

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人材育成Fig1

学府横断型の特別コース設置

確かな基礎学力と豊かな創造性、グローバルな視野ならびに高度な研究能力を持つ若手研究者を育成することを目的として、学府横断型の未来分子システム科学コースを新設。

指導体制

全学的に最大の教育効果を生むことを目的として、工学から理学にまたがる複数部局から第一線の研究者を事業推進担当者として配置し、ひとりの大学院生に対して、異なる専門領域の教員が数名担当となる複数教員指導制を導入します。
この複数教員指導体制はリサーチプロポーザル、グローバル院生プロジェクト等、本拠点の特色あるトレーニングカリキュラムにおいて効力を発揮すると期待されます。すなわち、大学院生が指導教員とは異なるバックグランドを持つ第一線の研究者や研究室の発想や思想に触れることによって、新しい発想を展開できる俯瞰的視野を身につけることができ、グローバルな人材を育成するための卓越した教育システムを構築できると考えています。また、事業推進担当者が海外招聘研究者とも密接な連携を保ちながら、共同で未来分子システム科学コースの教育にあたることにより、世界のグローバルスタンダードを超える、上質かつ魅力的な教育システムを確立します。

研究活動と人材育成

分子システム創製ユニット、物質・エネルギー変換ユニット、生命分子システムユニットからなる3つの研究ユニットを設置し、特に各ユニット間の境界研究領域の研究を事業推進担当者の密接な連携の下に推進します。グローバル院生プロジェクトとして、院生の研究立案の内容に応じた傾斜的な研究費配分を行い、その自立した研究を支援します。また、RA経費による経済的支援もあわせて行います。

若手研究者(助教、特任助教)の研究支援

拠点内科研費制度「G-COE若手科研費」を導入し、若手研究者の自立した研究立案を評価し、競争的な研究資金配分を行います。また、「G-COE国際研究助成制度」により、若手研究者の海外における研究活動や、国際会議発表を奨励・支援します。このように、若手研究者が自立して、世界をまたにかけて自由闊達に行う研究活動を支援し、将来世界レベルで活躍する若手人材の育成と輩出に努めます。

"学生"に対する人材養成の具体的な達成目標

  1. グローバル院生プロジェクト、リサーチプロポーザルを実施し、豊かな創造性を育む。
  2. 海外招聘研究者による講義等を実施し、英語能力ならびに国際感覚を涵養する。
  3. 産学連携インターンシップを実施し、キャリアパスを拡げるとともに起業家マインドを育てる。
リサーチプロポーザル

自分の研究分野と異なる研究課題について問題提起をおこない、それを解決するための研究立案ならびに予想される結果の考察を冊子としてまとめる。口頭試問会で発表し評価をうける。その後、指導教員以外の事業推進担当者との更なるディスカッション(アフタケア)を通じてプロポーザルを完成させる(物質科学研究企画演習、4単位:複数指導教員体制)。

グローバル院生プロジェクト

院生自らが、3つの研究ユニット(分子システム創造、物質・エネルギー変換、生命分子システム)の境界領域における研究テーマを立案し申請する。この内容を評価し研究費を傾斜配分する。研究期間は一年間とし、その成果を成果報告会にて発表し、審査ならびにアドバイスをうける。このカリキュラムを「創成科学特論」(2単位)として単位認定する。

海外招聘研究者による講義

「国際連携特論」(2単位)として単位認定する。

海外拠点との国際ワークショップを開催し、あわせて合同大学院生セミナーを実施する。
産学連携インターンシップ

企業において一定期間、研究を行う。論文作成演習(日本語教育、特許ライティング)を企業と連携して行う(2単位)。

国際科学英語

「国際科学英語」は、英語のコミュニケーション能力を主軸に、プレゼンテーション能力、ディスカッション能力、論文執筆能力の飛躍的向上を図り、国際舞台で真に自己表現できる若手研究者の育成を目的とする。英語の習得レベル及び学習目標に応じた少人数クラスを編成し、派遣講師による週1回2種類のレギュラー・レッスン(Speaking & Communication / Listening & Grammar)の開講により基礎力を強化し、外国人講師による演習形式のプレゼンテーション集中講座や科学英語の専門家を招いての特別セミナーを適宜実施し、実戦力を養う。また、科学英語に特化したコンテンツを持つE‐Learningの導入により総体的な英語力の向上を目指す。(2単位)

最先端の生命科学に関する講義

分子システムの構築には、生体内で実際に起こっている巧みな機能を抽出し、それを人工的に模倣する手法が有効である。このため、生命科学の専門家を国内外から招聘し、最先端の生命科学に関する集中講座を実施する。(先端生命科学特論・2単位)

最先端の機器を利用する講義と演習

世界的先端の分析および解析機器を実際に利用して、分子システム科学に関する講義と実習を行う。(生体分子解析学演習・2単位)

"若手研究者(助教・特任助教)"に対する人材養成の具体的な達成目標

  1. 「G-COE若手科研費」を設定し、独立した研究活動を支援する。
  2. 「G-COE国際研究助成制度」を実施し、海外派遣を奨励する。
  3. 九州大学テニュアトラック制度を活用し、優秀な若手研究者の独立を支援する。
G-COE若手科研費

若手研究者の独立した研究を奨励するための競争的研究資金を支給する。

G-COE国際研究助成制度を実施し短期海外派遣ならびに国際連携研究を奨励する。
九州大学テニュアトラック制度を活用し優秀な若手研究者の独立を支援する。
研究スペースの確保

九州大学内の共用空間や産学連携交流センター(福岡市)を優先的に利用させる。