ニュースレター No.06

ノルウェー・オスロ大学の訪問と研究講演

 

   ノルウェー・オスロ  期間:平成25年2月17日~24日(8日間)
    分子システム科学センター助教・酒井孝明



 私は今回ノルウェー国オスロ市にあるオスロ大学のTruls Norby 教授の研究室を訪問し、研究講演を行いました。ノルウェーはご存じのように北欧に位置し、私の訪問した2月は非常に寒さの厳しい時期でしたが、多くの貴重な体験ができたため非常に有意義な滞在となりました。
 授業における約1コマ程度の時間を頂き、私の現在の研究テーマである水素分離デバイスに関する講演を行いました。オスロ大は本学と同様に水素エネルギーに力を入れているため、私の研究講演に強い興味を持って下さった参加者が非常に多かったことを覚えております。私の講演を非常に熱心に聞き入って下さり、また、非常に活発な質問をして下さいました。その結果、質疑応答時間が予定よりかなり伸びてしまったことも強く印象に残りました。
また、他にも感じたことは、オスロ大学は設立が1811年と歴史が長く、伝統のある大学ではありますが、教員と学生間の壁が低く、非常に関係性がオープンであったことです。教授であっても学生であっても本当に対等に接する感じであり、その点も日本との違いを印象づけられました。また、建物自体も全体的にガラス張りで近未来的であり、その中に多数のベンチャー企業と大学の研究室がほぼ隣接して存在していることにも、伝統的ではあるがオープンである同大学の校風を強く感じとりました。
 さらにその後、同グループが主催しているオスロ市近郊の山小屋での冬季グループセミナーにも参加させて頂き、学術的・人的交流も行わせて頂きました。参加者のすべての人が、東洋からいきなり参加してきた私にも気さくに平等に接して頂いたことを覚えており、そのことに関しては非常に感謝しております。
 このように、私の人生の中でも貴重な体験となった今回の滞在を可能として下さった、Norby教授およびその研究室のメンバー、そして本プログラムの多大なる支援に改めて深い感謝の念を示して終わりにさせて頂きたいと思います。


研究講演発表中・講演告知のディスプレイ

山小屋の写真・冬季グループセミナーの一コマ

右から、Department of Chemistryの建物、その内部のオフィス区画、その内部メインホール
 

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