研究室の活動の軌跡
研究室旅行
研究室旅行しおり 平成28年度
研究室旅行しおり 平成27年度
10周年記念講演会
2012年10月13日に開催させていただきました。講演会に85名、祝賀会に97名の方にご出席いただきました。
ご講演いただいた6名の皆さん、ご参加いただいた皆さん、まことにありがとうございました。
当日ご参加された皆さんにお配りした要旨集をアップロードしております。
これからの10年も、これまでのように仲の良い研究室であり、研究においては、新しいブレークスルーを起こせるようスタッフと学生が一丸となって頑張ってまいります。
また10年後にお会いしましょう。ぜひ、遊びにも来てください。
皆さんのご多幸をお祈りしております。
実行委員会一同より
開催日時 2012年10月13日(土)
講演会 13:30~17:00
九州大学伊都キャンパス 西講義棟第二講義室
1)大内雄也(同仁化学研究所)2001年度卒
2)園田達彦(北九州高等専門学校)2003年度卒
3)姜貞勲(国立循環器病センター)2009年異動
4)河野喬仁(九州大学医学研究科)2007年度卒
5)韓暁明(大塚製薬)2009年度卒
6)紫垣修平(塩野義製薬)2008年度卒
祝賀会 18:30~20:30
博多エクセルホテル東急 (祝賀会後、二次会も開催します。ぜひご参加ください!)
http://www.hakata-e.tokyuhotels.co.jp/ja/
祝賀会参加費 一般 7,000円,学生 6,000円
講演会会場から祝賀会会場までバスで移動します。
講演会の様子。むかしの思い出に笑いが起こる。
講演会終了後、片山先生に参加者全員から旅行カバンをプレゼントしました。
祝賀会の様子。村田先生から乾杯のご発声とともに、一堂、驚愕の事実をご報告いただきました。
祝賀会では、懐かしいメンツで写真を撮りまくり、しゃべくりまくり。2次会、3次会では記憶をなくす人が続出。
総合試験優秀賞受賞者
「総合試験(学際開拓創製セミナーI:2単位)」とは
1)試験の目的
この試験は化学あるいはライフサイエンスの分野において最近発展した興味ある問題をとらえ、関連のある文献を充分に調べて、選んだ問題の内容の把握を試みるものである。従って組織的にまた関連性をもって文献を調査、整理するとともに、その内容を充分に理解することが肝要である。2)問題の選択
化学あるいはライフサイエンスの分野であればどのような問題を取りあげてもよいが、選定する問題は学生自身が行なっている実験や所属研究室の研究テーマに直接関係ないものでなければならない。また、問題は学生自身によって選択されるべきで、教室の教員により指導され暗示されてはならない。従って問題の選択能力も審査の対象とされ、その選択が適切でない場合は受理されないことがある。また、問題を選択して資料冊子を準備する際、その内容が充分理解できるまではその資料冊子の提出は差し控えることはいうまでもない。なお、資料冊子の用意は講義、実験にさしつかえない夏期休暇の期間を利用することが望ましい。3)資料冊子の準備
- 講義、実験に支障をきたさないように十分配慮すること。
- 図書室、図書館の利用に際しては、他の閲覧者に迷惑をかけないこと。
- 教室のロックアウト期間は研究室で資料冊子作の準備をしないこと。
- 資料冊子提出期限後から試問当日までの間の資料冊子訂正版は落丁以外、差し換えはできない。
4)発表
- 試験は口頭で行う。学生は20分間、テーマについて説明し、引き続き約20分間質疑を行う。
- 発表の20分は厳守すること。もし大幅な延長あるいは短い発表の場合には、内容の如何に関わらず再試問となる。
- 資料冊子中の図、表、スキームを上手に用いて、説明すること。
- スライドでは資料冊子の図・表等を使用してもいいが、冊子での図表の番号とのスライドでの図表の番号を一致させること。
- 総合試験に用いた論文のコピーを綴じて試問会場に持参し、試問時間の間、教員に回覧する。
- 必要に応じて黒板あるいはホワイトボードを使うことは許可する。
5)発表後の仕上げ
- 試問の最後に、教員からコメントが与えられる。そのコメントに従って資料冊子の修正、追加、レポート提出、再試問などの準備を行う。
- 最終的には担当責任教員と十分にディスカッションを行い、資料冊子を完全なものに仕上げる。
6)その他
- 設定した課題の中心をなす論文については、日本人のものは出来るだけ避けること。
- 既に出版されている総説からまとめることは厳禁である。特に、日本語の総説、解説などから、冊子をまとめることは言語道断である。いわゆる最新の英語論文を数多く読み、自分なりのコンセプトを含めたまとめ(総説)を作成すること。また、1~3章がイントロダクションで、4章でトピックス紹介というような構成にはしてはいけない。
- 例年、参考論文のうわべだけをレビューしている発表が目立つ。特に主論文等は実験手法も含めて総合的に把握するように努めること(実験手法を問われても答えられるように準備すること)。
- 細かい図、表などは好ましくない。冊子の全体的なレイアウト・バランスも考慮すること。(電子ファイルからの図の貼り付けには十分に注意すること。)
平成25年度(8月26日、30日)
大坪裕紀 | 超原子価ヨウ素化合物によるメタルフリーC-N結合形成~環境低負荷型反応の開発に向けて~【優秀賞受賞】 |
唐 蘅敏 | 光触媒としてのTiO2~水質浄化への応用~ |
千々岩信勝 | 金属錯体のキラリティー制御-time-programingな動的構造変換に向けて- |
松田雅義 | 高容量リチウム二次電池を実現する負極電極の創製 |
中村雄太 | 遷移金属錯体による窒素固定化‐常温・常圧での窒素固定を目指して‐【優秀賞受賞】 受賞理由:遷移金属錯体による窒素固定化の最近の進歩を独自の切り口で、まとめていた。質疑は的確であり、論文を丁寧に読み込んでいることがうかがえた。この総説の位置づけをより明確にすべきとの意見が出た。 |
山内久代 | CO2吸着剤としてのゼオライトの応用 |
李 凱 | グラフェン ~電気化学バイオセンサへの応用~ |
平成24年度(8月23日、24日)
小林弘明 | Metal-Organic Frameworkー水素貯蔵への応用ー【優秀賞受賞】 受賞理由:水素貯蔵材料という現代の重要な課題を選択し、その中でもMOFに絞って適切にまとめていた。テーマ選びからまとめ方まで、総合試験の趣旨を理解し、適切であった。 |
串尾聡之 | 嗅覚受容について |
イ・ウンギョン | New light-emitting mechanism of thermally activated delayed fluorescence and its application to OLEDs |
尚山堅士郎 | CIGS太陽電池ー日本の将来を担うエネルギー生産ー |
吉浦萌笑 | 生体材料としてのTi系合金【優秀賞受賞】 受賞理由:自分の専門と全く異なる分野に挑戦した。テーマが広すぎるなど、改善すべき点はあるものの、分かりやすくまとめられていた。 |
飛永恭兵 | タンパク質表面開始ラジカル重合による“スマート”材料の創製 |
池田広夢 | 2分子ロタキサン「分子筋肉の開発へ向けて」 |
平成23年度(8月25日、26日)
福島 寛満 | ハイドロゲルのバイオアプリケーション |
上元 純平 | 分子クラウディングとタンパク質のフォールディング |
高橋 佳世 | カーボンナノチューブ繊維とその機能化 |
野瀬 圭介 | がん腫瘍による免疫抑制を標的としたがん治療 |
川並 寛幸 | N-hetero cyclic carbene ~有機分子触媒への応用~ |
竹尾 将史 | 長寿命電荷分離素子の創製~自然を超えた人工光合成システム~【優秀賞受賞】 受賞理由:総合試験を勉強のための好機と積極的にとらえ、戦略的に自身の専門と大きく異なるテーマを選び、完成度高くまとめた。 |
平成22年度(8月26日、27日)
新堀武士 | ポリマー化イオン液体の分離・抽出への応用 |
趙 國璽 | Dream: the principle and research |
矢山由洋 | 知恵の輪分子カテナンー分子メモリの作製に向けてー |
北崎博太郎 | マイクロニードルを用いたインフルエンザワクチン接種ーその現状とこれからー |
御供田理沙 | 自己修復高分子材料の作製【優秀賞受賞】 |
成富友紀 | Frustrated Lewis Pairsを用いた可逆的な水素分子の活性化とその応用【優秀賞受賞】 |
平成21年度(8月31日、9月1日)
富山哲朗 | In vivoで蛍光プローブをタンパク質にラベル化する方法 |
古賀春香 | グラフェンの作製及び機能化に対する化学的アプローチ【優秀賞受賞】 |
下村 隆 | アルツハイマーのメカニズムと診断法の現状 |
相原大知 | 自己組織化ナノ空間での特異的化学反応と新現象【優秀賞受賞】 |
栗原亮介 | 太陽電池 |
塩崎秀二郎 | SOMO触媒作用による不斉合成【優秀賞受賞】 |
大賀 晃 | 哺乳類におけるフェロモン受容の解明 |
秦 彬斗 | 生体分子による演算の試み |
安藤 豪 | 糖鎖科学の医療への応用 |
平成20年度(8月28日、29日)
朝見陽次 | デザイナー酵素 -酵素活性を組み込む- |
土谷 享 | 生体内で睡眠を制御する因子 |
山下秀治 | ナノテクノロジーを用いた水の浄化 |
菅尾祐輔 | DNAナノマシン【優秀賞受賞】 |
田中洋行 | 再生医療~幹細胞新時代~ |
塚本彩子 | 3次元周期構造の作製とその応用 |
渡部和人 | ”On Water” 反応【優秀賞受賞】 |
山之内 豪 | 老化抑制薬の実現に向けて |
秋山泰之 | 肥満治療に向けて:メカニズムと治療の現状 |